フタバ種苗は成長期に入り、伸びざかり、育ちざかりです。
世界にタネを蒔くまで、あともう少し時間が掛かるのかもしれません。
育つためのフィールドは、至れり尽くせりの電子制御された温室のように
整っていない環境にあり、まんべんなく行き届かない水に苛立ちを覚えたり、
冷たく強い風に煽られ、根っこから凍えそうになったり、
虫に葉を食べられて悔しい思いをすることもあります。
それでも、成長する痛みを感じながら日の光を探してまっすぐに太陽に向かう。
これが今のフタバ種苗のありのままの姿です。
沖縄の農業を元気にしたい。
フタバ種苗とつながるすべてのみなさんに喜ばれる仕事をしたい。
タネや苗を通じて植物を育てる喜びをもっと多くの人に届けたい。
この想いが日の光そのものであり、
あきらめずに少しずつでも上を目指して成長するための原動力となっています。
なにより、この小さな会社の大きな挑戦を支えているのは、
頑張っている農家のみなさんや、フタバ種苗に関わる全ての人、そして地域です。
フタバ種苗は、成長してつけた実やタネを支えてくれているもの全てに還元し、
想いを実現するために、決意を新たに一丸となって日の光に向って成長し続け、
みなさまに喜びのタネを届けます。